これでよかった
仕事や人生で、岐路に立たされることは誰しもあるものです。
その際、後の自分が<これでよかった>と思える正しい選択をしたいものです。しかし、選んだ瞬間は、それが「正解」なのかどうかはわかりません。
とはいえ、自己が選択したものを、<これでよかった>と正解にしていくことが、仕事をする上でも人生においても重要なこととなってくるのです。
出版社に勤めるYさんは、編集の仕事に携わることを希望して入社しました。しかし、最初の配属先は、書店や取次店に自社の本の魅力を伝える営業課でした。
当初は、畑違いの仕事だと思っていたYさん。営業先で、自社の本を多く発注してもらえるように、その良さを伝え交渉を重ねたことが、その後に携わることとなった編集業務に活かされているといいます。
いつ、何が、将来の自分の糧になるかはわかりません。どのような選択をしても、どの道に進んでも、未来の自分が<これでよかった>と言い切れるよう、今できることに、最善を尽くしたいものです。