ぽぽの随筆<6> 金木犀(1)
原创 2016-09-28 popo 直通霓虹
こんにちは。
うちは田舎なので、四季(2)がほんとうにはっきりと感じられます。最近は金木犀(きんもくせい3)の香りが秋を感じさせてくれます。窓を開けると甘く華やかな香りが漂ってきます。小さな金木犀の木が一本、ご近所の庭にあると母が教えてくれました。
うちの庭には彼岸花(ひがんばな2)が咲き、これまたご近所のお寺の庭にはコスモスが可憐な花をたくさん咲かせています。残念なことにこれらの花には香りがありません。散歩をしていて、あ、秋の花が咲いている、と目で秋を感じます。
金木犀は、まず香りで秋を知らせてくれます。そのオレンジ色(0)の花はとても小さくて、香りがして初めて花が咲いたことを知るのです。米粒ほどの花のどこにこんな香りを出すパワーがあるのでしょう。
金木犀といえば、運動会を思い出します。小学校の頃、通学路に金木犀のある家がありました。秋の運動会には満開で、辺り一面、空気までオレンジ色になるんじゃないかと思うほどの芳香でした。
金木犀(1)終わり
金木犀(きんもくせい)3 金桂,桂花
近所(きんじょ)邻居,街坊
彼岸花(ひがんばな) 石蒜
コスモス 大波斯菊
可憐な(かれんな) 可爱的,令人令爱的
~て初めて(~てはじめて) …之后才…
パワー 力量
辺り一面(あたりいちめん) 周边,附近