ぽぽの随筆<50> 春節(しゅんせつ)
原创 2017-01-25 ぽぽ 直通霓虹
こんにちは。
もうすぐ春節(しゅんせつ)ですね。最近の“朋友圏”では帰省(きせい)の話題が多くなっています。ニュースでも中国の春節の帰省ラッシュや、花火などをよく目にするようになりました。
北京で暮らしていたときは、春節は息子の中国の祖父母(そふぼ2)の家で過ごしていました。毎年たくさんの荷物を抱えての移動は大変でしたが、あちらも孫の顔を見るのを楽しみにしていることだし、年に一度くらいは孝行(こうこう)しなければいけませんしね。
もし今まだ北京にいたら、きっと帰省の準備や年越しの買い物で大忙しだったことでしょう。家の中はもう赤や金色(きんいろ)でにぎやかに飾りつけ、窓には“窗花”、ドアには“福”も貼ってあるはずです。
私は日本も中国も長いので、どちらも伝統も大切にしようと思っています。例えば、端午(たんご1)の節句(せっく0)などは、日本では西暦で祝うので西暦五月五日に柏餅(かしわもち)を食べ、鯉幟(こいのぼり)を飾ります。そして旧暦五月五日には粽子を食べる、というようにです。冬至(とうじ0)など日本も中国も同じ日に祝うものは、餃子を食べて柚子湯(ゆずゆ2)に入る、というふうに日中双方の祝い方でお祝いします。
そうしてみると、日本には中国から伝わってきた伝統行事が多いのでさっきの端午の節句のように二回祝うことが多く、自分でも面白いなと思います。このエッセイでも書きましたが、日本ではもう西暦で新年を迎えました。みなさんにもおめでとうとあいさつしましたね。でも中国ではこれから新年、ということでまた新年のあいさつをさせてください。
この公衆号も春節のお休みをいただきます。初七にまたお会いできる予定です。酉年(とりどし)が平和で希望にあふれる一年でありますように。
それではまた。みなさんよいお年を!
祝大家鸡年大吉,平安幸福,万事如意,春节快乐!
春節 終わり
帰省ラッシュ返乡潮
端午(たんご)の節句(せっく)端午节
柏餅(かしわもち)日本端午节的特色点心,用槲树叶包的带馅儿年糕
鯉幟(こいのぼり)鲤鱼旗
柚子湯(ゆずゆ)日本冬至在放进柚子的浴池里泡澡