第七封信-上

第七封信-上

2017-05-23    03'48''

主播: 成都帝京日语学校

810 30

介绍:
● 第七封信 (中文) 友子,我已经平安着陆。七天的航行,我终于踩上我战后残破的土地,可是我却开始思念海洋。这海洋为何总是站在希望和灭绝的两个极端?这是我的最后一封信,待会我就会把信寄出去。这容不下爱情的海洋,至少还容得下相思吧?友子,我的相思你一定要收到,这样你才会原谅我一点点。我想我会把你放在我心里一辈子,就算娶妻、生子,在人生重要的转折点上一定会浮现你的身影。你提着笨重的行李逃家,在遣返的人潮中,你孤单地站着。你戴着那顶存了好久的钱才买来的白色针织帽,是为了让我能在人群中发现你吧!我看见了,我看见了,你安静不动地站着。你像七月的烈日,让我不敢再多看你一眼。你站得如此安静,我刻意冰凉的心,却又顿时燃起。我伤心,又不敢让遗憾流露。我心里嘀咕,嘴巴却一声不吭。我知道,思念这庸俗的字眼,将如阳光下的黑影,我逃他追,我追他逃,一辈子。 友子,我将我的愧疚写在这最后一封信里。因为,我无法当面向你忏悔,如果不这么做,那么,我丝毫都不能原谅自己。 (日文) (1:30:39) 友子、無事に上陸したよ。七日間の航海で、戦後の荒廃した土地に、渐く立てたというのに、海が懐かしいんだ。海はどうして、希望と絶望の両端にあるんだ。これが、最後の手紙だ、あとで出しに行くよ。海に洼まれた僕たちの愛、でも、思うだけなら、許されるだろう。友子、僕の思いを受け取っておくれ。そうすれば、少しは僕を許すことができるだろう。君は一生僕の心の中にいるよ。結婚して子供ができでも、人生の重要な分岐点にくる度、君の姿が浮かび上がる。重い荷物をもって家出した君、行き交う人混みの中に、ぽつんっと伫む君、お金を貯めてやっと買った、白のメリヤス帽を被ってきたのは、人混みの中で、君の存在を知らしめる为だったのかい。见えたよ、僕には見えたよ、君は、静かに立っていた。七月の激しい太陽のように、それ以上、直視することはできなかった。君はそんなにも、静かに立っていた、冷静に努めた心が、一瞬熱くなった。だけど、心の痛みを隠し、心の声を呑み込んだ。僕は、知っている、思慕という低俗の言葉が、太陽の下の影のように、追えば逃げ、逃げれば追われ、一生。 友子、自分の疚しさを、最後の手紙に書いたよ。君に会い、忏悔するかわりに。斯うしなければ、自分を許すことなど少しもできなかった。
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