工業情報化省「中国の人工知能研究は世界先進レベル」

工業情報化省の劉利華次官は4月9日、深センで、「中国は今、人工知能（AI）の研究開発において、世界の先進レベルに達している。この分野において、中国は非常に貴重なチャンスに恵まれており、その前途は明るい」と述べました。 劉次官は、「先月、米マサチューセッツ工科大学（MIT）が運営する『MITテクノロジーレビュー』において、『2017年度の世界の革新的技術トップテン』に、ティープラーニングや、顔認証支払い、自動運転システムなど、人工知能分野における最新技術が多く選ばれていた」と紹介した上で、「これら技術の研究開発は、アイフライテック（科大訊飛）やアリババ（阿里巴巴）、バイドゥ（百度）といった中国企業が中堅となって進められてきた。これは、中国が人工知能研究開発において世界先進レベルにあることを意味している」と示しました。 劉次官はまた、「人工知能の産業化は初期段階にあるものの、中国ではスマート都市教育、自動車のスマートサービスなどで、すでに開発から産業化、応用へと形ができている。今後、人工知能は様々な業界と分野で広く活用されていくだろう。この分野において我が国は非常に貴重なチャンスに恵まれており、その前途は明るい」と強調しました。（翻訳　朱丹陽　梅田謙） 工业和信息化部副部长刘利华4月9日在深圳表示，目前我国在人工智能技术研究方面已经走在了世界前列，未来我国在这个领域有非常宝贵的机遇和前景。 刘利华介绍，1个多月前，麻省理工科技评论公布了2017年度全球十大突破技术，其中包括深度学习、刷脸支付、自动驾驶等在内的人工智能领域热门技术。可喜的是，这几项技术的主要研究者包括了科大讯飞、阿里巴巴、百度等多家中国企业，说明我国在人工智能技术研究方面已经走在了世界前列。 刘利华指出，目前人工智能的产业化转换刚刚起步，我国已经在智慧城市教育、汽车智能客服等领域，初步形成了从技术到产业再到应用的完整布局。未来，人工智能在不同行业领域都有着广阔的应用空间，我国在这个领域有非常宝贵的机遇和前景。